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Commission)へ1997年2月19日付けで勧告を行った。
3.1.3.2.2 議事
今回のパネル会議の議題を表3.1.3−1に、ワーキングペーパー(WP)のリストを表3.1.3−2に示す。またパネル会議の開催期間中に本会議の進行を促す目的でWG1またはWG2のグループミーティングが夕方から必要に応じて招集されドラフトレポートの内容確認等の作業が行われた。
以下ここに報告する内容はSSRモードSに関連するWG1の議題を中心にまとめたものである。
1. 開会
ANCのプレジデントであるMr.V.M.Aguadoからの開会の辞をもって第6回SICASPパネル会議が1997年2月10日11時に開会された。
2. メンバー紹介、役員選出
今回のパネル会議の出席メンバー紹介と次に示す役員選出が行われた。

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3. 会議の形態
別紙1に示す各議題について審議を行い、その結果作成されたドラフトレポートを議題毎に確認をし、ファイナルレポート(ワーキングペーパーM4)にまとめたものを会議最終日に最終確認を行い、これを同日午後3時に州Cへ提出した。
4. 各議題に関する内容
4.1 議題1
「SSRモードSシステムに関連するAnnex10のためのSARPsとガイダンスマテリアルの改正に関する勧告作成」
WG1ではSICASP第5回会議以降表3.1.3−3に示す作業を行うことになっており、*を付した項目に関するSARPsとガイダンスマテリアルの作成と他の項目に関する報告が行われた。ここに至るまでWC1は、200件以上のワーキングペーパー及びインフォメーションペーパーを審議して来た。
結果は次の2つのカテゴリーに分けられる。
(1)新技術の展開とモードSシステムの利用拡大のための新規項目追加
(2)曖昧さの排除、現行トランスポンダに対する機能付加の容易性及びSSRシステム性能
の改善への必要性に基づいた変更
(1)については、拡張スキッターとACASクロスリンクのための信号の規格化、拡張スキッターについてはガイダンスマテリアル案を勧告した。
軍用インタロゲータとの競合を加味し将来におけるインタロゲータ識別コードの不足を補うためにモードSオールコール質問の中に新規にSIフィールド(63種の監視用識別コード)が定義され、また他に?=0はロックアウトオーバーライドのみの使用に限定し、通常の監

 

 

 

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